小趾球(しょうしきゅう)着地で地面を掴め!ローリング歩行からグラビング歩行へ
本書は踵着地でのローリング歩行がもたらす害を指摘することにとどまらず、望ましい歩行としての小趾球着地でのグラビング歩行を提案する内容です。
小趾球(しょうしきゅう)とは、足裏のつま先、第5趾の根元のことです。
第1趾の根元を母趾球(ぼしきゅう)と呼んでいるのに対してこのように呼びます。
人間の正常歩行で着地の際、最初に地面に触れるのはこの位置です。
幼児の歩行を観察すると、まさにこの位置から着地しています。
これは未熟だからではなく、合理的だからです。
ではなぜ、大人になると踵着地をするようになるのでしょう?
私は若い頃、スポーツに明け暮れましたので、ローリング歩行・走行は当たり前でした。
ところが、忠実に取り組んだ挙句が杖生活というわけです。
なぜこのようなことになるのかと、20年来悩んでいました。
いや、正確には足の悩みは子供の頃からでした。
さんざん悩んだ末、辿り着いたのがグラビング歩行です。
何と、マラソンの世界トップでグラビングは常識というではありませんか…
ではどうして我々はローリングを正しいと考えてきたのでしょうか?
明治初期の文献を調べると、このころの日本人は小趾球(しょうしきゅう)着地だったようです。
これは特に教育を受けなければ、幼児期の歩き方のまま生涯を過ごすということです。
なぜ、踵着地に矯正されたのでしょうか?
ローリングとは踵着地を前提とした歩き方です。
この歩き方のおかげで日本人の疾患は増えました。
足首の慢性炎症
膝の疾患
股関節の疾患
腰椎の疾患
頸椎の疾患
そしてそれらの影響で発生する不定愁訴の数々
なぜこのようなことになってしまったのでしょうか?
裸足で生活する民族には次のような疾患が無いそうです。
外反母趾
内反小趾
巻き爪
膝関節症
股関節症
腰椎症
頚椎症
これはどういうわけでしょうか?
踵着地やローリングは人為的に文明が作り出したものです。
現在は一部の方がこの間違いに気付きつつあります。
皆さんもこの洗脳にそろそろ気付くべきではないでしょうか?
この本はこのことをお知らせしたくて書きました。
是非、この事実を知ってください。
あなたの健康な人生100年時代のために…
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